誰も認めてくれないと、自分は人に見向きもされない無価値な人間であると思い込むのが凡人の傾向です。
カウンセリングを受けているうちに、自己嫌悪、自己卑下、自己弱少感・・・
俗にいう落ち込みから脱却することがあるのは、人生で一人でも私の言動に関心を持ってくれる人がいるという感情体験をするからです。
つまり私たちは、人が私たちをどう遇するかその遇し方をとり入れて、自分が自分を遇するようになるのです。
したがってフロイドのように幼少期から
「お前はやがて世界を救う人間になるだろう」
・・・と評されて成長した人間は、多少の不運に出会っても絶望せず
「やがて自分は世界を救う人間になるのだ」
・・・と自己評価が高くなります。
いわゆるセルフ・エスティーム(自尊、自己礼讃)が高くなります。
さて、じっとしていても人が認めてくれたらそれにこしたことはないですが・・・
今日のように人口移動が激しい時代になると、自分をよく知らない人と人生のある期間をともに過ごすことが多くなるので、自分で自分が人に認めてもらえるように配慮するのもひとつの能力となります。