ある大学教授が、山陰地方のある町で栄養調査をされた結果によると・・・
ビタミンB¹が正常範囲で充足していた者がわずかに20パーセント、残りの80パーセントボ次乏状態だったということです。
これは特別な例ではなく、日本中の人がこうした状況にあると考えられます。
さらに、思春期の子どもたちは、清涼飲料水、インスタントラーメンなどの飲食が多いところから、大人よりもはるかに潜在的なビタミンB¹欠乏症におちいっているものと思われます。
厚生省が毎年だしている国民栄養調査では、国民ひとりあたりのビタミンB¹の摂取量は所要量をはるかに上まわっていることになっていますが、実際にはきわめて少ないのです。
さらに、ビタミンB群の特色として、調理や保存の際きわめてこわれやすい性質をもつと申しあげましたが、これに加えて、日本の水道水の質が年々悪くなっていることも悪条件のひとつです。
水道水は塩素で消毒することが法律で義務づけられていますが、この塩素によってビタミンB群はどんどん分解されてしまうのです。